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火災保険の料率改定について

2020.8.30
~ 火災保険の料率改定 ~

 昨今、世界的な温暖化による短時間集中豪雨☔が多発しており、県内でも洪水や土砂崩れなどが多発しております。そのため、大手損害保険各社も保険料の改定に動き出しています。
 2021年1月には大手損害保険会社各社が一斉値上げを予定しており全国平均で6~8%程度上がる可能性があります。そのため、各ご家庭や会社などではご加入中の損害保険の確認をお勧めします。
 短期契約の場合は、短期の保険となるため加入時のまとまった保険料は必要ありませんが、年々の値上げなどによる各年合計保険額はかなりの額になってしまいます。そのため、貯金を切り崩して長期の保険に加入するのも節約の一つの手段となります。(※下記計算例を参照)

保険料の短期契約の場合と長期契約の差額
 初年度保険料2万円 保険料の年上昇率3%と仮定
 10年間の保険料合計=22.93万円
 一括支払いの保険料=20万円(長期割引は考慮しません。考慮すれば安くなります)
        差額 2.93万円のお得になります。
預貯金による金利
 預貯金💰 20万円 預入金利 0.002%と仮定
 10年後の預貯金=20.36万円(利息3600円)
         0.36万円のお得となります。
 
 両方を比較するとので一括支払いの方がお得となります。
(※厳密に計算する場合は、市場金利などを反映する正味現在価値に換算したりする方法をとります)
 もちろん、金額だけでなく商品内容も非常に重要となっており、補償内容の確認も大切になってきます。
 長期一括の保険にご加入の場合はお得な場合が多いのですが、保険内容によっては火災🔥のみや風災のみの加入であったり、近年増加している水害や地震などの自然災害には非対応の場合も多々ありますので、今一度保険内容のご確認をお勧めしています。

 と、保険の内容に焦点をあてましたが、同時に、日ごろの防災訓練、防災設備の確認も大切な日常活動となります。同時にハザードマップも近年の異常気象を反映し時折改定されています。ご自分のお住いの地域がどのような災害に合う可能性が高いかなど確認されて、保険内容に反映させることもお勧めします。
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